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髪全体に拡大している白髪を染めたい方､ロングヘアで白髪を染めたい方は､液体タイプの白髪染めがお勧めである｡
液体タイプは液だれしやすいので注意が必要であるが､ボトルにクシを付けて塗布する事が出きる[クシ型ノズルタイプ]や[コームタイプ]なら､初めて白髪染めを実践する方でも気楽に使用する事が出きる｡

まず初めは､1剤を2剤のボトルに移し､ボトルを振ってよく混ぜ合わせる｡
充分に混ざったらクシ型ノズル､もしくはコームを取り付けよう｡

熱望のカラー以上の色に染まってしまうケースの場合も在り､製品に拠っては発熱が生じてしまう事も有る｡
逆に室温20度以下の部屋で使用したケースの場合は､白髪染めの反応が遅くなって染まりにくくなる｡
白髪染めをはじめる前には室温点検も忘れずに実践するようにしよう｡

･イエロー系ブラウン
[キャラメルブラウン]と[ハニーブラウン]の2色に成る｡
黄味のあるイエロー系ブラウンは､日本人の肌に異和感なく馴染むカラーである｡
明るい色合いが良い､と云う方にお勧めである｡
キャラメルブラウンはさりげない黄味で､優しい印象である｡
ハニーブラウンは､明るく軽やかな印象のカラーである｡

近頃では30代の方でもストレスという心理的負荷や食生活等が原因で白髪が生えてくる人も少なくないのだ｡
若いうちから白髪染めを使用する事には少し抵抗を実感するかも知れないが､近頃の白髪染めでは､お洒落染めのように明るい色に仕上げるものもおおく為っている｡
白髪の生え方には個人差が有る｡
年齢は考えず､白髪の量や生え方に応じて､より綺麗な髪色に仕上げる事が出きる方を選ぼう｡

白髪染めと云うと､刺激がつよい､髪や肌に負担がかかりそう･･････等と懸念に実感する人もいるかとおもうが､自然由来の白髪染め[ヘナ]を試してみてはどうだろう｡

ヘナは､インドや中近東等にある植物で､紀元前から染料として使用されていたものである｡
葉に含有されている[ローソニア]と呼称される色素が蛋白(たんぱく)質と結合し､髪や爪等を染める事が出きるのである｡
インドでは女性の額に付ける赤い印にもヘナが使用されている｡
また､薬草しても古くから使用されている｡
ヘナの色素はオレンジ色をしている為､白髪を黒く染める事は出きないのであるが､髪に優しい成分で白髪を目立たなくする事が出きれば喜ばしいものである｡

反応を観るのは塗布してから30分後と48時間後である｡
忘れずに点検して欲しい｡

当日はできる限り入浴は避けよう｡
入浴するケースの場合は､染料を塗布した部分が濡れないように気を付けて欲しい｡
こするのも良くないのだ｡

例を挙げると､同じ赤でも､真紅やワインレッド色はブルーアンダートーン､オレンジ系の赤色や朱色はイエローアンダートーンに分類される｡
そして､2つのグループに分類されたものは､明度や彩度に拠って更に2つのグループに分類されているのである｡

綺麗な色を持続させる為には､紫外線から髪を守る事も肝心である｡
紫外線に拠って､色に変化がおきてしまうケースの場合も有る｡
紫外線のつよい季節は､帽子を被って外出しよう｡

また､プールに入ったり､パーマをかけたりする事も出きるだけ避けよう｡
プールの消毒に使用されている成分には漂白機能のあるものが在り､パーマ液には白髪染めの色を壊してしまう機能があるのである｡
育毛剤やトニックの中でも､色落ちする成分が入っているケースの場合が有る｡
白髪染めをした後､1週間レベルは使用しない方が安心である｡